「こんにちは。元気?」なんて言わない

夢にまた、あいつらが出てきた、何回も出てきたということは俺だけでなくあちらも未練があるというのだろうか。1人出てくる人は違ったけど、その人も覚えがある。

個人的な未練というより、共有して過ごした時間そのものに共通した未練があって、集っているのかもしれない。

その人たちとは中学を境によくある流れで分裂したけど、俺は特殊な方法で離れた。

好きや嫌いを伝えることなく。

今日は恋人と俺の足跡をなぞった。

知らない窓があって、時間を飲みすぎた扉が佇み、新しかった筈の建物を見上げた。

ただの団地と思ってたあの団地に住んでいた同窓生を思い出しだけど、記憶は上書かない。

 

瀕死の桜並木を歩いた。

蕾だったものは色彩を失い、根本には鮮やかな草が茂っていて、モンシロチョウが気流を掴んでいた。

絶妙に不便で、アンバランスな地形をしている。

ほどよい速度で廃れゆく、この町を、俺は。

目を瞑りなさい

初めて体験した現象になんの感想も持てなかった、ただ、呆然とするしかなかった。

一応昼間は人間のふりをしているから、人間の真似をして社会というものの一部にいるんだけど、俺の城址の立場にある人間と面談をしていたら急に目の前の輪郭が滲んだ。声も、周囲の音も、伸びて、音と認識できなくて、ああこれは何だって思う暇もなくって。

なんだ、なんだ、なんだこれ!!って瞬きしたら、あれだ、アリスが縮む時の視界の歪みと似ている。不思議の国のアリス症候群って言うんだっけ。

俺も本来正しい処方が必要なのは歴然としているけど、どの病院が良いのか。小学校の時一瞬助けを求めたけど、父親の「役に立たないでしょ」で強制終了されて、正しい壊れ方ができなくなって15年が経とうとしている。

その後トイレに行って、呆然として呟いてみたけど、頭痛もずるずる上がってきた。ああなんだ、親知らずの痛み止めの効果が切れる頃だけど、それじゃない気もする。吐き気がないのがもどかしい。

早く詩人にならなきゃ!世界のために、俺のために

波ですか鼓動です

04/05(金)

下の右奥歯を抜歯した。めり込み度合いが凄くて、電動メスでめっちゃ削られて満身創痍。

血もかなり吐いた。この痛みは骨なのか普段向けられない角度に伸ばされまくった表情筋(右側のみ)なのか区別もつかない。ただ悶絶。

 

04/06(土)

聲℃の詩学校に見学で参加。魔王と魔女が、出会った…!

提出された作品も意見も、詩を書いてる人のそれだった。読み方の解像度が上がって、感動。

この領域に届きたい。書かなきゃ。

 

04/07(日)

朝ご飯、パン屋さんのパン。バタートーストに卵はさんだおいしーいやつ。天気がいいから花見しながら帰った。

夜は餃子パーティー。種は恋人が作って、俺は包むのと片付けを頑張った。一応地元は餃子県だけど宇都宮に行ったことも餃子食べたこともない。案外そんなもの。しもつかれは下ネタじゃないよ。嘔吐物みたいな見た目だけど。

底に何が書いてあるの?

今日も詩を書いた。詩というより言葉を捻り出しているに近いけど、それでも書くようにしている。

先月から每日書くようになって、いつの間にか習慣になった。

新年度になったけど、区切りをつけたり始まったりすることもなく、ひたすら人に擬態して死守した気力で詩画を書いている。今年は詩画の人って認知されたいな。今作ってる詩集は文字だけなんだけど。

団長が盗まれた

今日は温泉に行った。バスで15分くらいのスパ銭で、部屋2時間貸し切り。部屋にお風呂がついてて(半分外風呂)午前中の爽やかな空気を吸いながらぶくぶく浮かんだり沈んだりした。

背が低いから手足を伸ばしても余裕だ。余裕で30-40分くらい湯船に使ったから、喉が渇いたし、頭もボーっとする。

あとどれくらいこれを続けたら無に行けるんだろう。

お昼のアジフライが大きかった。

スパ銭近くにあるモールのTSUTAYAがめっちゃ広い。

ないものがないんじゃないかってくらい。本や雑誌はもちろん、コスメ、文具、手芸に服まで。雑貨屋というより雑多屋って印象だ。

帰ってから爆睡して、あつ森のハッピーホームパラダイスを進めた。公共施設を作れるようになったらしく、学校を作った。

「あなたが学校名を決めてください!」と言われた。

ホームコーディネーターに命名権があるってどんな世界だ。

なんの学校かわからないけど、離島だから「おがわ小中学校」にした。日本の田舎あるある。

 

最近インナーカラーの画像ばっか調べてるから本気でやりたくなる→ドラッグストアでヘアカラー剤を見る→ブリーチか明るい茶色で悩む→買わない

そ う い う と こ。

買わなかったら永遠に同じことでうじうじ悩むから

結局恋人に選んでもらって買った。

グラデーションの毛布で

昨夜見た夢は概念になって、世界を少し上から見下ろすアングルで流れていた。

その中の俺は少し違う俺だった。

金色のインナーカラーをして(全部というより細く何本か色が変わってる感じ。白金)、黒い服(モード系)を着こなし、部屋で何かを読んでいた。

そこが自宅なのか店なのか他人の家なのかもわからないけど、軽い予知夢に分類されるアレだろうなって思った。

はっきりと自分がいるって分かる夢を見たとき、どこまで信じて従ったらいいんだろう。

その世界にいる自分は自分の要素を模した空白って言った方が正しいんだろうけど、全無視するわけにもいかない。

俺の所有権は俺なんだけど夢の俺は誰のものか。影と表現するのも違う。

明日ドラッグストアでブリーチ剤を買うのもいいかもしれない。

ところどころ

柔らかな陽気にのほほんとしていたけど、間もなく4月になることに驚く。社会生活してても季節の認識が鈍りそうってことは、引き篭もりになったら季節どころか世界終焉のカウントダウンにも気づかなさそう。それはそれで幸せなんだろうけど。

 

今日は帰りの電車が遅延してたけど、寒くないから耐えられた。で、恋人の家についたらキャンドル型ライトが卓上に並べられてて何かを召喚している途中みたいになってた。リクエストの鶏の照焼。うまうま。

ソファでむにゃーと伸びてたら、ブランケットで包まれて腹を重心にくの字型にするポピュラーな誘拐犯の運び方された。腹がヴッてなって声が出ないから実際に誘拐されたら助けてなんて叫べないのも納得。

ラジオを聞きたいけど、何に登録すればいいかわからない。radikoは使い方やチャンネルがわからなくて3回くらい断念してるし、Spotifyは無料会員のまま放置してこないだアカウント消したし、昔の放送振り返りもしたいけどどうすればいいのか。