304号室隅の端っこより。

ざわざわ。ざわざわ。

今日はタイムラインが騒がしい。いつも賑やかだけど感触が少し違う。

時間が経って状況がわかった。Twitterが凍結祭りなのだ。昨日もAPIが有料化になるという記事を目にしたというのに。仕事が早すぎる。

そういえばいつもの時間にツイートしてる人、何人か見かけないな。

 

現実でもインターネットも凍結の季節。Twitterと出逢ってから今年で10年経つが、インターネット環境が整った今の方が使いづらいという事態に陥っている。Twitter社のCEOが変わったのはもちろんだけど、透明な闇鍋になっちゃった。

 

おお怖いね。

避難場所を作らなきゃ。

 

マシュマロも質問箱もやってないし、最低限のサービスしかアカウント連帯してないけど明日は我が身なので念には念を入れ急遽居場所を作りました。

いつかブログ開設しようって思ってたけど、まさかこういう形で始めるとは。何が起こるかわからないわね。

自己紹介がわりに趣味で書いてる詩を置きます。タイトルをクリックするとnoteへ飛びます。よろしくです。

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【詩】ベイツの魔女

 

腕に文字が刻まれている

罅割れた水流のように

奔放に散らばり

腕が動く度その意味は変化する

不安定な文字の味を彼は知らぬ

 

紅の帳が落ちた頃

森の奥から甘ったるい煙が

輪廻を忌避する魂の如く

叡智を這う記憶配列の如く

支配された密林を疾走する

彼等の故郷は乙女の口腔

禍々しい赫に惑わされ

不純物を反芻することで

快楽を覚える

 

殺めた女王の愛は

耳朶を蹂躙し

手懐けた蜘蛛は

中指で微睡む

刻々と

犇犇と

歪な時計が

安寧を突き刺す

 

来年はどんな不幸が蔓延ると思う?

絶望かもよ

硝子の矛先から滴る

蒼い命を半紙に擦りつけ

蓋を閉じ

錠を下ろす

「ねぇダーリン……」

 

刻まれた奔放な愛を証明すべく

罅だらけの腕を掲げる

汝の名はーー