撞着と二度寝

昨日も深夜に目覚めた。毎度毎度の習慣的なやつとは違くて心が覚束ない。本を読む気にもぼんやりする気にもネット徘徊もする気にならない。

昨日(日にち感覚が曖昧だけど眠る前で判断する)は気分が重かったからな。その名残が腹の底に引っかかっているのだろう。

体が重い。重力じゃなく質量的な意味で。どっちにしろ疲れる…本当に何か憑いてる? 昼間は仕事があったからそこは人間してたけど、帰路についた途端解れ、夜である。 こういうとき何してるんだっけ、と考える素振りをするが、わかっている。パソコンで言うプライベートモード的な部分を探りいつものアレするまでよ。じゃないと気がすまない。教えないけど。 この悪癖は一生付き合うことになるんだろう。悪癖というより自らかけた呪いと言った方がいいだろうか。わからんね。 解き方は知らないのか、知ってて解かないのか 気まぐれ婦人のような煙を転がしていたら痛い目を見てしまった、悪くないと思った。これも呪いの一部だろうか。法螺のような夜に隠れて時計の針を噛んでいたい。